この時からもうすでに三浦友和に思いを寄せていたのかもしれませんが、
踊り子と同じでまだ幼さが残る百恵さんでした。
こんなに幼い時があったんだとちょっとびっくりしました。
この自分はまだ私も若かったので、気づかなかったのかもしれませんが、
今彼女を観ますと、本当に幼い。
踊り子そのものです。
踊り子の衣装がぴったりでした。
色々な方がこの踊り子を演じられましたが、一番幼い感じが出ているような。
三浦友和さんは本当に素敵な若者だったんですね。
二十歳の学生を演じていましたが、その書生姿が本当にぴったりでした。
昔の映画は衣装や小道具などに目が行きますね。
その当時をちゃんと表現してくれています。
古い映画が好きで、DVDはほとんど昔の映画を借りますが、やはり本当の着物の美がありますね。
何が美しくて何がそうでないかを見分けるのが、だんだん難しくなってきます。
着物作家さんから、正統派で行こうとよく言われますが、本当にそうですね。
兎に角風情のある映画でした。
当時の温泉街の風景も素敵です。