今日も胸の体型補正、胴回りなどの体型補正のチェック、
そして前板のお話もして参りました。
こんな基本的なことは大事なんですね。
どう違うかを丁寧にご説明しましたが、ご理解いただけたようです。
兎に角皆さんお衿が劇的に変化したということをとても喜んでくださって
良かったです。
ほとんど全員の方がお衿が詰まっていまして、首が短く見えておられましたが、
今日はお衿がすっきりと、そして首が長く見えるということに感激されていました。
何故お衿が詰まっているのかという原因もわかりました。
ほぼ全員の方が私とは違うお衿合わせをされていました。
お衿合わせは合わせる位置を、要するに喉のくぼみの辺りを見て決めるのですね。
おっぱいを包み込むですとか、バストポイントに合わせるというものでは
ないのですね。
長襦袢のだき幅によっても変わりますよね。
お衿合わせは必ず合わせる場所をしっかりと見ながら合わせます。
お若い方は結果的にはおっぱいを包み込む形にはなるでしょうが、
私なんかはなりません。かなりだき幅をとっていますが。
そして着物によって、紬のような普段着と訪問着でしたら、
当然お衿合わせが変わりますので、おっぱいを包むかどうかはわかりません。
若い方なら兎も角も年配の方がおっぱいを包み込みましたらお衿が詰まって
しまいますからお衿が詰まって見えるわけですね。
そしてどういうわけかこのクラスの生徒さんがたはそういう風にお習いに
なったようです。
勿論生徒さんがたはここに来られるまではお知り合いではなかったのですが。
今ではお衿がすっきりしたとお喜びです。
紬の普段着と訪問着はお衿合わせが違うということもご理解いただけたようです。
まあ何度も同じことをお話ししていきますが。
くどくくどく(笑)。