箪笥の中の大切な着物はどんどん着ていきます。杉村春子さん

d0161928_09434905.jpeg



とどまればあたりにふゆる蜻蛉かな‥‥‥中村汀女




もうすぐお盆秋が来ます。

そうしますとあっという間に夏の着物の終わりが来ます。

7月8月にしか着ることが出来ない着物、締めることができない帯も

ありますが、出番がないものもあり、又来年までお預けになりますね。



今年は例年に比べましたら、なにかと行事は多いのですが、それでも

整理をしていますと一度も締めない帯もあります。


でも結局は同じ帯をいつも締めているといった感じでもありますね。

毎年締めていない帯の整理も昨年したのですが、それでも今年も

締めないのならもう手放すべきかと。



そして大事にしている帯などはどんどん結ぶべし。


杉村春子さんが以前におっしゃっていましたが、ある年齢に達した時、

もうあと何年生きられるのだろうと思うと、箪笥に大事にしまってある

着物はどんどん着るべきだと思ったと。



そのお話をお聞きした時にはまだ私は若かったので、人ごとのようでは

ありましたが、成る程と思ったことは覚えています。



そして今その時の杉村さんの年になっていますので、それはよくわかりますね。




話は大きく変わりますが、美味しいワインを頂いた時には

今まではそれを飲むチャンスを先に決めて誰かと一緒に飲もうと思ったりして

いましたが、今では明日生きているかどうかはわかりませんので、今日

飲んじゃえと思いますね。



美味しいものはもう先に伸ばせません(笑)。


最近はこういう時代であるということと自分が年をとってきたと

いうことで、価値観が変わっていきますね。




ただ、長生きの家系ですので、90過ぎた母もどこも悪くはありませんので、


少なくとも何もなければあと20年は現役でいけますでしょうか。


胸のワクワクがあればこの夏は切り抜けることができますでしょう。


朝は厳しいニュースは見ずに今日はさだまさしをかけています。

私は半分は長崎ですが、身贔屓ではないです(笑)。

尾崎豊の日もサザンの日もありますので。




奇しくも今日は長崎に原爆が落とされた日。

まもなくその時間が来ます。







by kiyara888 | 2018-08-09 10:16 | きもののはなし | Comments(0)