京都で行われますこの復曲能「わたつみ」は昨年福岡の大濠能楽堂で
行われたものですが、ここの書かれてありますように、志賀島の志賀海神社
に伝わる謡を2年ほどかけまして解読しそして能として観世能楽師の
片山伸吾氏が制作されたものです。
福岡では大々的にお披露目の公演がありまして、生徒さんがたと拝見して
参りました。
博多と同じ方々で今年は京都で行われますが、兎に角面白いです。
荘厳な能でやはり神への祈りのような神聖な雰囲気が漂っています。
番組を拝見しまして、もう目眩がしそうな程の方々のお名前が。
福岡でも同じなのですが、又改めて目眩が。
今回觀世銕之丞氏がご参加ですが、五世井上八千代氏のご主人様です。
能楽師の方々のそれぞれの個性が満喫した舞台です。
そしてあちこちでご活躍の狂言師の方々。
そして内容も大変興味あるものです。
そして中学生の片山伸吾氏のご長男峻佑氏の石橋。
この目力をご覧ください。
写真はまだ小学生の頃のものです。
いやいやながら跡を継いでいるのではないということがこのお顔からも
察せられますが、演目が決まりますと、ヤッタアと叫ぶほどのお能好き。
小学一年生から拝見していますが、すっかり虜に。
叱られ方は半端じゃないですが、よくまあ頑張るなあと思いますね。
どこの世界も子役、子方の育てられ方は半端じゃないですね。
その厳しさに驚きます。
そしてこうやって本物が受け継がれていくのだと思いますと感無量です。
お席を一枚余分に持っておりますので、ご希望の方は。