梅雨に入るまでの束の間の晴れ。
今日は予定の教室がキャンセルになりましたので、思わぬ休憩が。
ほんとうに遅れていることをさっさと片付けようと思ったのですが、
なんだかゴロゴロとしてしまいました。
まあこれも休養にはなりますが。
六月のスケジュールを考えますと大丈夫かと思ってしまいますので、
今のうちに休めたら休みましょうか。
久しぶりでお会いした方もお元気そうですねと仰って下さいますが、
確かに元気です。どこも悪くはないですし、食欲もありますし、眠れますし。
ですが、精神的に疲れないのはやはり、好きな仕事をしているからでしょうね。
嫌々でしたら、ほんとうに疲れるでしょうし、身体を壊しているかもしれません。
この仕事を選んだのはもう46年も前のことですが、その決心をやり通すと
いうのは本当はなかなか困難です。
ですが、やり続けてきたということはやはり好きだから。
今は特にキャリアも積み、全体が見えるようになってきましたし、
生徒さんとの関係も私よりも上の方もいなくなり、あまり気を使わなくても
済みます。
そして何よりも私の情熱の源は生徒さんがたが、木耶ラと出会って着物の世界が
広がった、絶対に美しく大変身するという希望が持てたというご感想を
くださるからでしょうね。
熱血先生と言われていますが、なんとしてでも希望を叶えなくてはという
気持ちが強く、木耶ラがなんとかしてくれるという思いをお持ちでしたら、
なんとか頑張らなくてはと思うからでしょうね。
ただやはり素直でないとうまくいかないというのはありますね。
そして素直な方々の集まりは大変心地いいもので楽しいもので、
指導者の私だけでなく、皆さん方も明るくいられる。
嫌なことも大変なことも相変わらず生きている間にはたくさん訪れます。
ですが、ここだけでも楽しくすごせたら、希望が持てたらという空間に
したいなと思っています。
それは三日間のサローネでも同じですね。
まあなにはともあれ、この仕事が好きだから頑張って来られるのであって、
嫌だなあと思えばすぐにやめませんと死んでしまいます。
ほんとうに気力で持ってるようなものですから。
さて、今日はお陰で元気になりました。