行く年の硯を洗ふ厨かな‥‥‥‥‥三好達治
今年もあと少しなんですね。
ギリギリまでのんびりはできそうにもありません。
時間に追い越されていく感じです。
落ち着かない日々を過ごしております。
昨日寺田氏と観劇に着る着物について話をしてたのですが、
まあ大体同じ意見ということにはなりました。
お能にしましても、歌舞伎にしましても、文楽にしましても、
着ていく着物、合わせる帯というものがありますが、同じお能でも
歌舞伎でも微妙にそれぞれ違うものがあります。
勿論何を着て行ってもいいのではあるのですが。
寺田氏はご家族にお能関係者がおられますので、頻繁に行かれていますし、
歴史もありますが、その微妙な考えがまあ同じでした。
着物を良く知っていること、鑑賞の経験がある事が勿論必要でしょうね。
アドバイスには。
その微妙さを話し合いましたが、まあほとんど意見は同じでした。
まあなんでもいいですけれどね。
生徒さん方と御一緒します時には、その話をしますので、皆さん方は
それを参考にしていただいております。
経験がないと何もお話しできないという事で、経験は大切だなあと思いますね。
サロンでは嘘のアドバイスはできませんし、知ったかぶりも危険です。
自分の経験でしかお話しできません。
そしていろんなその道のプロの方のご意見も。
それも又それぞれでしょうから、そこから自分の考えを確立していく。
サロンでは正しい判断が必要です。
ここに来れば何でも分かる。安心して聞けるという場所にしたいものですから。