冬の季語 烏瓜
今日は立冬
本格的冬が始まります
昨日は寺田さんからすごく疲れた顔をしていると言われましたが、
疲れた理由は前日の教室のおかげです。
新しく入られる方がいますと力が入るんですね。それが五時間ですから、
流石の私も帰りの電車の中ではうたた寝をしていました。
デパートの地下で夕食になにかお惣菜を買って帰ろうと思ったのですが、
結局はウロウロと回ったあげく家で豚しゃぶ一人鍋をすることに。
美味しくいただきましたので、病気ではなさそうです。
生徒さん方がいつも驚かれるのですが、教室でご挨拶をした後に色々なご報告
ですとかで5分ほど、長い時は10程おしゃべりをするのですが、
その時に無意識に全員のおえりなどをチェックしています。
話が終わると同時にお一人お一人に素早くご指導させていただきます。
お着物でいらした方にご挨拶しています間にチェックをしていますね。
無意識なのですが。
それと左の方をご指導しながら右の方の手の間違いが見えますね(笑)。
これには生徒さんは驚かれますが、これも指導者としての44年のキャリアの
賜物でしょうか。
お一人にご指導しながら全体も見えています(笑)。
あるお店で左を向いて話をしていました時に、右目の端に不自然な
空気の流れを感じました。
ちらっとお財布らしきものがバッグに入るのと感じたのでのですが、
ふと、お財布を出すという仕草は自然ですが、入れるという仕草は
おかしいと直感しました。
と思った瞬間に取ったでしょう?と叫んでいました。
その身なりが素敵な女性はお財布を投げ捨て出口へと。
バッグの持ち主は若い子で知り合いではなかっのですが。
その頃流行りましたバケツ型のバッグでしたからとられやすかったでしょうね。
彼女は震えていましたが、とても感謝されました。
突然の事で驚いたようです。
観劇していたりして突然泣き出す私になぜと聞く方がいますが、
何故なのか私にもわかりません(笑)。
女優さんではないので、ここで泣こうとは思っていませんので。
自分で自分がよくわかりませんですね。
泣き出したら止まらないということもあり、自分でもほとほと困っています。
生徒さんからは今回はタオルの方がいいかもしれませんよ、なんて先に
準備するように言われます(笑)。
若い頃は人に疲れるというより自分に疲れていましたですね。
自分との付き合いに。
田中壮太郎さんのようにそこが面白いと言ってくださる方もいらして
人生捨てたものではありませんですね。
烏瓜の花
実際に見ますともっと神秘的です。