明治に西宮でお生まれになった先生は阪神淡路大震災で奥様と
お亡くなりになりました。
築100年の素敵なご自宅が仇になりました。
母屋と新しい総ガラス張りの離れに塀に囲まれた中庭は
先生の作品も飾られてギャラリーとしての存在感もありました。
十数匹の猫が自由にアトリエ、母屋、庭を闊歩していました。
あの素敵な御宅が、、、、、、、。
平地になった場所を訪れた時、茶碗のかけらが土から覗いていました。
先生の穏やかな笑い顔。
怖いほど理知的な奥様。
何故か急に思い出しました。
仙台のギャラリーでも町田のギャラリーでもオーナーが津高和一さんに
魅入られてギャラリーを作ったというお話をされていました。
偶然入ったギャラリーでしたが。
何故かふと先生のことを思い出しました。