次はアッシジに行くことになりました。
五時間ぐらいかかったような気がします。
ウンブリア地方 ペルージャ県
お隣がペルージャ
聖フランチェスコの生誕地でありフランチェスコ聖堂が平野を見下ろすように、
空を仰ぐように建っています。
ジョットの「鳥に説教するフランチェスコ」という、有名な絵に会えます。
一度地震で粉々になったのですが、今は完全に修復されたようです。
私は地震前に訪れましたが、中世そのままの街にまるで映画のワンシーンのように
中世の僧衣を纏った僧侶や尼さんが歩いています。
昔は聖地として訪れる人の街だったようですが、今は観光客で賑わっています。
道中暑かったことを覚えています。
小さなホテルに入り一段落して、次の日に備えました。
又市役所で辞書を片手に頑張らなくてはなりませんので。
一人で赴きました。
ここでは多少英語が通じ、秋に展示会を開くことを了承して頂きました。
書類を書きサインをし、では秋にと市役所を後にしました。
読んでくださっている方は、良かったですね、一安心ですねと
おっしゃってくださるでしょうが、実はこの後が大変だったのです。
流石イタリア! こんなにスムーズに行くはずがない
ですが、結局はとてもいい思い出になりました。
イタリアの方たちに助けられて困難を乗り越えていけましたから。
ここを紹介してくれた友人の機転、アッシジのホテルのご家族、
友人たち、ホテルで一緒だったローマからの男性、日本人の若い男性。
彼らのお陰で困難を乗り越えていけました。
皆さんの助けがなければ絶対に無理でした。
イタリアで一度も嫌な思いをしたことがありませんですね。
物も盗まれませんでした。
男性にしつこく誘われることもあまり無かったですね(笑)
これって私の個展でもないし、企画が私の仕事でもないんです。
お手伝いに行っただけだったんですが……………………。
さて、私達はボローニャへと戻ります。