テレビドラマから教会での結婚式の場面で賛美歌が流れてきました。
懐かしい。
祖母がいつも弾いていた賛美歌。
何故かいつの間にか覚えてしまって、友人の結婚式でこの曲が流れて
きたときに口ずさむことができました。
歌詞はその時どきで違っていますが、祖母は歌っていたのか、
私は歌詞も覚えています。
ある教会へ通っている時に、賛美歌を演奏する人が休んでしまい、
その曲だったらと伴奏をすることになりました。
今思うと、まあとんでもないこと。
ですが、皆さん困っていたのか何故か伴奏をしたのです。
そして祖母に習ったとしか思えませんが、弾けました。
楽譜があったのかなかったのか覚えてはいませんが。
まだ19歳だったような気がします。
英語を習いに行っていて教会に誘われたのです。
そうです。
モルモン教です。
皆さんとてもまじめで勉強家でした。
暫く通いましたが、ちょっと違うかもしれないと思い途中でやめましたが。
とても優しい宣教師さんでした。
エルダーホルブルック
お兄さんのような存在でいらしたですね。
皆さんに慕われていましたが、たぶん23歳か25歳だったのでは。
日本人体型で地味な方でした。
ドイツ系だったような。
アメリカに戻られてもお手紙をいただいていました。
あの時に伴奏したあの賛美歌が今流れていました。
結婚式では必ずこの賛美歌が登場するのですね。
クリスチャンでない祖母が何故いつも賛美歌を弾いていたのか。
隠れキリシタン?
誰かは覚えていないのですが、
公民館のような教会に連れて行かれたことがあります。
集まって来た人は皆さん普段着ですが、頭には短いとてもきれいなレースの
布を頭にかぶっていました。
下の服とのアンバランスがいやに気になりました。
今思いますと隠れキリシタンの教会だったのでは。
何にもない教会で、像もありません。
たった一回の経験ですが、誰につれらていったのかいまだに思い出せません。
ですが、祖母か叔母達かしか周りに小さな私を連れ出す人はいません。
母の郷里長崎でのことです。