「木耶ラのきもののはなし」第8号では半衿の付け方をおはなししております。
半衿の付け方は様々な方法があるものですね。
取りあえず、若いころに和裁をしていまして、上手下手は別にして
袷まで縫った経験がありますので、その時にお習いした半衿の付け方を
基本に木耶ラ流に考案した付け方を写真20枚くらいを使用しまして、
ご説明しています。
木耶ラ流とは大げさですが、内側に一本の皺も作らない方法でもあります。
それは指の感覚とマチ針の止め方、そしてくけ方にもありますが、
マスターできますと、皺一本なく付けることが可能です。
(ただ、素材によってはできない場合があります。正絹の方が成功しやすいですね)
この本が今お手元に届くころだとは思いますが、専門家の方から、大変
お褒めいただきました。
専門家の方々にチェックしていただかないで刊行したものですから、ちょっと
気になってはいました。
くけ方をご存じない方もおおいですから、くけ方も写真入りで説明しております。
半衿の付け方をこうやって本で紹介するのは大変難しいのだけれど、
わかりやすく出来上がっていますと太鼓判を押していただき、ほっとしております。
お陰様でこの8号は全体を通して他の道のプロの方々からも評判が良く、
嬉しく思っています。
今回初めて自分自身の着物の姿の写真を登場させました。
どういった着方をしているのかをお見せしないといけないと
再三周りにアドバイスされていたのですが・・・・・・・・。
お正月のご挨拶を兼ねまして出させていただきました。
寺田氏からもこれからも掲載した方がいいと言われています。
それぞれの着物によって着方が変わりますので、又登場させていただきます。
「ほんもののおはなし」では、京鹿の子絞りのお話をご紹介しております。
先月パリのルーブル美術館の地下のギャラリーで展示会に参加され、
世界の作品が集結する中、審査員賞を受賞された寺田氏の作品も
掲載しております。
今パリは大変なことになっていますが、一か月前にその場所の近くに
ホテルに滞在していたそうです。
又句歌詩帖「草藏」の同人であり、俳句のお仲間でもある市あきら子さんの
髄質「細雪」では着物のお話が。
それから長襦袢の繰り越しと着物の繰り越しが違っていたらどうなるかの
ご説明もしております。
ご希望の方はこちらへご連絡くださいませ。
kiyara777@i.softbank.jp
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