多くの方が美しく、早く着物が着れるようにお手伝いし、この素晴らしい日本の民族衣装着物を後世に伝えていきたいと思っています。
YouTube「木耶ラの着付け」200秒で着あげる。
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半世紀前のお正月もう10月 早いものですね あっという間にお正月なんですね 私にとっては今年は特に早く感じました。 本を刊行してから、時間が早く過ぎていく感じがします 子供の頃のお正月を思い出していますが、 半世紀前になりますが、 お正月がお正月らしかった時代です 朝御節を食べましたが、母も子供も全員 着物に着替えまして、お参りに行きます そして何日目だったのでしょうか、 自宅で床の間を背にして全員で記念写真を撮ります 写真屋さんが来てくれて撮るのですが、 着物も成長するにしたがって妹と二人新調してもらっています 小学上がるか上がらないころの着物がとても好きだったと 記憶しているのですが、写真を見ると違うような 黒字に赤や黄色やあざやかな緑などの花が咲いている ですが、母は違うと言っています その着物が大好きだった記憶があるのですが 幼稚園の時にその着物で踊りました 日傘をさして三人ほどで 日本舞踊は習っていませんので、何故選ばれたのかは わかりませんが お正月はぽっくりを履いて ぽっくりは歩きにくかったのを覚えています 羽子板遊びをしていました 男の子は皆凧揚げをしていましたですね コマ回しなども 今では考えられない遊びになりました パッチンでしたでしょうか、男の子が夢中で遊んでいた遊び 私たち女子はケンケン それは半世紀の話ですものね 家族全員で着物姿でお正月を過ごしました 家にいる時はウールのアンサンブルを着ていました お正月は下着までまっさらでした クールな母も年中行事はすべてキチンと行っていましたですね それと子供のお誕生日会 友達を呼んでのパーティーを催してくれました パーティーといいましても家での御食事会ですが お正月に戻しますと、年越しが終わりましてお正月が来ましたら、 真夜中ご挨拶周りが始まります 暗い中お宮に出かけたり、よそを回ったり 近くのお姉さん方 高校生の近所のお姉さんが髪を結って挨拶に来ました 美容師さんは大忙しだったでしょう 真夜中まで 着物に溢れていたお正月でした どちらかといいますと和より洋好みだった母も お正月には着物を着ていました 父は自分の兄弟たちとも 母の姉妹兄弟たちとも仲良くしていましたので 幼いころから従兄妹たちとも仲良く遊んでいました 本当に父はいい人でしたので、一日置きに宴会がある家でした 人が集まってくる家でした 私は母のことをあまりほめませんが、母も大変だったでしょうね どうやって家計をやりくりしていたのでしょうか 父は本当に人を愛しましたね 近所に住む私の従姉 父の姪の子供まで まるで自分の孫のようにかわいがりました 母の母 祖母をとても愛していました 母と結婚したのは祖母が好きだったからではないかと 叔母たちがからかうほど 祖母を敬愛していました 尊敬していました 父は若い頃はハンサムでもてていたと叔母が言っていましたし 母も佐田啓二に似ていたのよといいますが、 私は三木のりへいさんに似ているなあと思っていました 日本がとっても日本らしかったお正月 あんなお正月はもう来ないのでしょうね 着物に溢れていたお正月 父がいたお正月
by kiyara888
| 2014-10-09 02:13
| 日常
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