多くの方が美しく、早く着物が着れるようにお手伝いし、この素晴らしい日本の民族衣装着物を後世に伝えていきたいと思っています。
YouTube「木耶ラの着付け」200秒で着あげる。
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着こなしああいう着方になりたいと簡単にいう方がいますが、 実はそれは難しいのですね。 例えば杉村春子さんにあこがれる方は多いですが、 あの方のような着方をまねするとどうなるかといいますと、 だらしがない、ぐさぐさということにもなりかねません。 勿論見事に彼女のような着方をされている方もいますが、 そんなには多くはないですね。 めったにお会いしません。 中味が伴わないと無理なんですね。 着こなしというものは恐ろしい。 職業的にとても素敵にお召しの方は多いです。 そしてそれも様々な着方の美しさがあります。 同じではないですね。 粋 上品 さまざまな着方があります。 以前からお話していますが、着こなしがお出来の方は 衿が抜きすぎていようと、衿が詰まっていようと、裾が短めでも 素敵なのです。 歌舞伎を観にいらしている方の中で素敵なお着物姿にお目にかかることが ありますが、衿を詰めて着ていらっしゃるご年配の方で素敵な方が いらっしゃいました。 失礼だと思いましたが、チラチラと見てしまいます。 前の方にお座りの方の中に多いのですが、料亭の女将さん風の方の おぐしから着こなしから素敵な方をお見かけします。 芸者さんだなあと思われる方が初老の男性と。 芸者さんはすぐにわかりますね。 本当にほれぼれする着方です。 京都の町ですれ違いましても、すぐにわかります。 一般の方にはない独特な美しさがあります。 これは日本舞踊をはじめとしての様々な日本伝統芸能のお稽古の 成果だろうと私は思っているのですが。 代々伝わっている着方に加え、やはり日本舞踊がかなり 関係していると思いますね。 一般の方でも日本舞踊をされている方は雰囲気があります。 昔やっていましたという方にもありますね。 日本舞踊に限らずお能でもそうですが、寺田氏の奥様がおっしゃるには 寺田氏も仕舞のお稽古を初めてから着物姿が様になったそうです。 それまではそうでもなかったとのこと。 理解できるような気がします。 お能の先生方で和服姿がお似合いにならないという方は いらっしゃらないですね。 勿論、そういうものに携わらなくても和装関係のお仕事で毎日 着ていらっしゃる方にも着こなし上手な方はおいでですが。 その方の生き様が出るというのはこれは真実であるような。 身近な方で私がお手本にしたいと思う方は、 能楽師の片山伸吾先生のお母様ですね。 着こなし方といい、お着物のご趣味といい、いつもため息が出ます。 カメラを持って追いかけますので、「もう 木耶ラさん!」 と苦笑いなさいますが、やはりこれも能楽師でいらしたご主人の妻として そして能楽師の母として、そして今は能楽師の祖母としての 長い間培われた毅然とした精神の表れではと思います。 誰もが認めていますが、オーラーのある方です。 お嫁入まで日本舞踊をなさっていらしたそうですが、 ご結婚後おやめになったそうです。 その理由はお姑さんが京舞の四世井上八千代氏だったからと お話されていました。 ある日素敵な帯を締めていらしたので、そう申し上げましたら、 「これ井上八千代の帯なんですよ」とおっしゃっていました。 勿論 伝統芸能に携わってない方でも着こなされている方は多いです。 特にお仕事で着ていらっしゃる方、本当にお着物がお好きな方。 着物が着れないという方でもいずれは着こなしができるようになります。 ピアノと一緒でまずバイエルから始めることになりますが。 最初からショパンは弾けませんので。 遠回りをしないためには、指導者を選ぶ必要がありますね。 自分と相性の合う方がいいでしょうね。 指導者からもそう願います。 無駄な労力は使いたくないですから。
by kiyara888
| 2014-08-26 06:55
| 日常
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