「木耶ラのきもののはなし」の年間購読をしていただいている方の契約は
第6号で終了致します。(数人の方を除きまして)
第7号から改めて年間契約の方を募集しております。
第7号では、長襦袢の着方を一から着あげていく過程を掲載していく予定です。
最初技術に関しましては掲載予定がなかったのですが、生徒さん方へ
そして講師希望の方へお伝えしたいと思いまして、本にして残すことに
しました。
初心者の方が本で着物の着付けを学ぶということには反対でして、着付けの順序の
おはなしは避けていました。
長襦袢の衿合わせはその方の年齢、体型、雰囲気で違いますし、
又、着物によっても違ってきます。
個性を生かしての着方がありますので、実際に対面式の講習でなくては
お伝えできないものなのです。
本は基本のみをご指導しますので、本来のその方の魅力を引き出す着付けを
ご指導したいと思っていますので、本にはしたくないと思っていました。
ですが、生徒さんがたの復習の為、そしてこれから着物講師をして活動したいと
希望なさっている私の生徒さんの為にはやはりこういう本も残しておくべきだろうと
思い始めました。
ただ、詳しくお伝えしたいと思いますので、第7号だけではページが足りないと思いますので、
第8号、もしかしましたら第9号まで掲載を続行していくかもしれません。
それまでに第1号と2号をお読みいただくとご理解がより増すと思います。
他の先生方が執筆なさったものは読んでおりませんで、すべて自分の経験で
書いて参ります。
半衿の付け方の掲載も生徒さん方にお願いをされていますが、これも
自分で考え出したものですので、いつか掲載したいと思います。
半衿の付け方の基本は二十四歳の頃、和裁を習っていましたので、
その時に先生にご指導を受けました。
その後、少し自分で考えてものを取り入れています。
半衿を付けて芯を通すというものでしたが、今はその芯についても
研究をしております。
その結果を第1号に掲載しております。
また「ほんもののおはなし」コーナーでは、またまた素晴らしいゲストの方に
ご登場いただきます。
第5号では歌舞伎役者 中村芝雀丈
第6号では八重山上布 新垣幸子氏
第7号から第12号も素晴らしい方々にご登場いただきます。