昨日の「にっぽの芸能」見ごたえがありましたですね。一時間すべて猿之助さん・尾上右近さんの
「連獅子」を放映していました。
これは最後の「亀治郎の会」での舞台ですが、熱心なファンの方々が参加されていますから
会場の盛り上がりも伝わってきました。
この21歳の右近さんと37歳の猿之助さんカップル。
もう動きの切れの良さ、エネルギーがブラウン管を通してこちらへ伝わってきました。
素晴らしかったですね。
右近さんはまだ21歳という若さですが、(尾上菊五郎のお孫さん、七代目清本延壽太夫のご次男)
踊りにキレと柔らかさがあり、素敵でした。(すみません、踊りの世界は知らないのですが、そうかんじました)
このお二人の息がぴったりと合っていまして、気持ちよく鑑賞できました。
猿之助さんはどの舞台も気合が入っていますが、これはまた格別のような気もしました。
右近さんは海老蔵さんとも連獅子を舞われたようですが、どんどん力をつけておられるようですね。
本当にテレビとは思えないほどの迫力が伝わってきた舞台でした。
これも不思議なのですが、猿之助さんは歌舞伎の舞台の合間にテレビ出演、朗読劇を東京
京都 大阪で。それ以外にも染五郎さんの会などにもご出演、とにかくめまぐるしく
スケジュールをこなしていらっしゃいますが、いつどこでお稽古をされているのでしょうね。
義経千本桜をご覧になった方は、あれは熟練された技が必要だと感じられたと思います。
演技力に熟練された技が重なり合って素晴らしい源九郎狐が出来上がっています。
どこでどうやってこんな風にお稽古の時間を取られているのか、知りたいですね。
りえさんといい、彼らには限界意識というものが薄いのでしょうか。
89歳まで舞台に立った森光子さん。
夜になりますと「ああ、疲れた」と言って居眠りしている私はなんなんでしょう。
もう年だから転ぶのだわなんていいながら、森光子さんのようにスクワットはしていません。
ここが違うんでしょうね。
まだまだ人生に甘えていますね。
できないことを年のせいにしたら、三浦雄一郎さんはどうなの?っていう感じですね。
三浦さんまではまだ十五年ありますね。
気の持ち方で人生は変わるんですね。
了解しました。
でも頑張りすぎてダウンしている方もいらっしゃるし、ダウンする前に身体をまず鍛えることに
しましょう。