八女伝統工芸館にて一年に二回久留米絣を織る教室が開かれています。二日間でテーブルセンターなどを織る初心者向きの教室ですが、何度も受講されている方もいらっしゃって初心者は二人のみでした。
無形文化財保持者の森山虎雄先生と富子先生によるごご指導のもと機の前に座り織り上げていきます。
ちょっとやってみないと言われまして以前に機の前に座ったのですが、それとはまったく違っていました。
想像以上のものがあり、かろうじて二日間で織り上げましたが、できなければまた一週間以内であれば自習ができますが、遠方であればそれも難しいですね。
糸が切れるしで大変でした。でも面白い。何とか慣れて要領がわかったころにちょうど終わりになりました。
初歩の初歩でもこれだけやっかいなんですから、本当に大変なお仕事ですね。
特に虎雄先生の作品は小柄ですから大変素敵なのですが、なかなか誰でもが作れるというものではないでしょうね。久留米絣を織ってみたいという願望はこれでなんとなく満たされてわけですが、本当は反物を織ってみたいですね。二か月かかるのでなかなか時間的に難しいのですが。
皆さんとも仲良くなれて楽しかったですね。富子先生の手作りのお料理もおいしかったですよ。
お問い合わせは八女工芸館の大石さんまで。
重要無形文化財保持者 森山富子先生 機織りのご指導をいただきました。
まあお元気な先生で、とても楽しいご指導でした。
八女の工芸館の大石さんです いろいろとお世話くださいました。
自習の日は彼女がお手伝いをしてくださいます
無形文化財保持者の森山虎雄先生です。
久留米絣ができるまで
1.柄づくり
2.糸整え
3.手括り
4.藍染
5.絣解き
6.管巻き
7.手織り
8.検査
これだけの工程がありますが、今回は手織りだけをさせていただきましたが、これだけでも大変。
両足を使いますので、動けないほど固くなってしまっているのではと思いましたが、日ごろ駅をあちこちと
歩いていますので、足はかなり丈夫にはなっていましたね。
次の日なんともなかったです。
着物制作はデザインからご自分で考えるそうですよ。でもいきなりだと難しいかもしれないですね。
取りあえずはテーブルセンターを作ったほうがよさそうです。
でも楽しい講習会でした。 先生が二日目のお昼を作ってくださいましたが、どれもおいしかったですね。
お仲間から取り立てのトマトをいただいたりして。完熟でおいしかったですよ。
ホテルでまるごとかじっていただきました