着くずれをおこさないための着方ワンポイント(1)

衿を抜いたのにもどってきてします。衿が浮いているという方はいらっしゃいませんか?
首が短く見えるという方の解決方法はお話しましたよね。

抜いた衿を元に戻さないためには、繰越をいままでより少し多めにとることです。
若いときに作った長襦袢をそのままきている方がいらっしゃいますが、繰越が5分になっていることが多いです。5分ではすぐにもどってきてしまいます。細い方、若い方は7分。少し肉好きのいい方は8分がいいでしょうね。髷があるので少し多めに衿を抜きたい方,体型が豊かな方は1寸でもいいと思います。着物の専門家の対話を読んだことがありますが、繰越を少なめにして、抜くと肩山が後ろに行き、女らしさが出るとのこと。そうなのでしょうが、それは着こなしていらっしゃる方のお話でしょうね。最初は繰越を多くとることで衿を安定させていきます。若いときから着物姿で、着こなした方は衿がたっていようと、繰越がなくても美しい着姿になりますが、初心者ではそういうわけにはいかないでしょうね。着物を美しく着ていく上で長襦袢が一番大切なのです。
自分の寸法にあった長襦袢を着ると着方の技術は少なくてすみます。そして着崩れることがありません。
市販の出来合いのものでいいやといわずに自分の寸法に合わせてみてください。ここから着物を着る楽しさが始まります。※繰越を多く取ったからといって、すごく衿が抜きすぎてしまうというわけでは、ありません。
ご自分の好みに調整できます。

私自信は普段は上半身はゆったりと着ています。紬や綿の着物は衿の打ち合わせの角度は小さくしています。でも訪問着などでは角度を大きくして襟元を少し詰めてきます。私自信も着物によって、場所によって衿の打ち合わせの角度、抜き加減を調整していきます。このことについてはまた具体的にお話していきたいと思います。生徒さんがたには個性的に着ていただきたいので、衿の打ち合わせ加減、抜き加減は年齢・雰囲気に合わせてアドヴァイスしています。皆が同じということはありませんし、私と同じということもありません。
そしてまたその方々もT・P・Oで違ってくるのです。お一人お一人にそういう指導をしています。




次回は長襦袢の衿の打ち合わせをしても段々開いてくるという方へのアドヴァイス


これからののポイント講座内容

着こなすための衿芯の選び方  
着やすい長襦袢の衿の寸法
衿を固定しやすい紐の位置
等々

# by kiyara888 | 2010-05-28 22:46 | 新・着こなしワンポイント | Comments(7)

今日のこころ

今日刺繍作家森康次先生と9月にお願いします特別講習会の打ち合わせをしていましたら、毎日ブログをみていますよとのこと。ええっ!驚きです。ブログのあちら側にどんな方がいるのか意識しないで書き込んでいましたから、森先生が毎日読んでくださっているなんて想像外でした。俳句の仲良し仲間の雫さんも毎晩開いてくださっているとのこと、本当にうれしいです。ありがとうございます。

京都MOVIXにて山田洋次監督の「京都太秦物語」が上演されています。「弟」に出演した仲良しの田中壮太郎さんが出演しています。「弟」とはまったく違った役柄です。どんな役でもこなす壮太郎さん。是非ご覧いただきたく思います。

寺田さんよりメール、私のように着物指導者になりたいという希望の方がいらっしゃるそう。本気で勉強しますとのこと。今福岡から同じ想いの方が通ってきてくださっていますし、博多にも岡山にもいらっしゃいます。
指導者というのは自分で着れるということだけではすまされないものがありますが、ご希望の方には私でよければ、すべてお渡しいたしますよ。
39年間着物に携わっていますが、まだまだ発展途上中です。ずっとそうなんでしょうけれど。

# by kiyara888 | 2010-05-28 19:52 | 日常 | Comments(0)

墨点と墨線展  京絞り寺田豊   綴織服部秀司

                   綴織と京絞りによる   墨点と墨線

会期     2010年6月8日(火)~13日(月) 11:00~19:00

会場     博多 新天町  ギャラリー おいし 2F

        綴帯  絞り訪問着  付け下げ  小紋  名古屋帯  小物類
           
               服部秀司  寺田豊の新しい美への挑戦

         昔の綴帯 絞りの着物のイメージを覆すモダンで着やすい作品
                  伝統の上のモダンな美
         
デモストレーション
   
           木耶ラの90秒で着る着物 90秒で結ぶ二重太鼓
           
            8日   10日  12日    15:00~

            
              

# by kiyara888 | 2010-05-27 01:07 | Comments(0)

着くずれないためには

締め付けず、楽に、簡単に、そして着崩れない着方のためのアドヴァイス

私は裸の状態から帯結びまでにかかる時間は5分ですが、昔からのモスリンの腰紐と博多の伊達締めを使用しています。これからこのコーナーでは、私が経験して得たことをお話していきます。もちろんこの方法がいいと同感してくださる方々のためのコーナーです。若い頃から着物に携わっている方々はこの方法でなくても、綺麗に着こなしているのですからこの方法が一番ということではありません。
でも39年間の着物生活の中で、また色々と研究した中で、初心者の方々に速く、楽に着くずれなく着ていただくにはこの方法がいいと思ったことをお伝えしていきたいと思います。ずっと研究しつづけますので、その都度お伝えしていきたいと思います。
              
                        モスリンのお話

長襦袢  着物に使っていますのはモスリンの腰紐です。ナイロンの腰紐、正絹の腰紐を使用した結果、ナイロンはかなりきつく締めておかないとすぐに衿の着くずれを起こしてしまいます。正絹はかなり持ちますが、
一日中というわけには行きませんでした。しっかり締めればどれも同じなのかもしれませんが、一日中着ていても苦しくない着方をしていますので、私にはこの両方とも合いませんでした。締め付けず、一日中着ていても苦しくなく、まったく着崩れないのはモスリンの腰紐でした。結局おばあちゃんの時代に使用していたものにもどるわけです。但し100パーセントモスリンでないといけないのですが。100パーセントモスリンは虫に食べられてしまいます。でもこれが一番いいわけですから、捨てたりしないでくださいね。そのままお使いください。
箱の中に虫除けと一緒に保存しておかれるといいですね。私は時々洗っています。
半乾きのうちにアイロンをかけています。あなたの着物の箪笥に虫で穴が開いている長襦袢はありませんか?それは上質のモスリンですから、そのモスリンで腰紐を作るととても綺麗なものができあがりますよ。
(悉皆やさんに教えていただいたのですが、モスリンの着物は正絹の着物とは話して整理しておく方がいいそうです。虫がやはりつきやすくなるからだそうです。)
木耶ラの着物教室では必ずこのモスリンの腰紐を使用していただきます。お持ちでない方はこちらにご用意があります。巾5.5センチで少し長めのものです。ここでいうモスリンは100パーセント純毛のことです。
モスリンについては斉藤洋さんの特別講習会のときに詳しくお話したいと思っています。
またすべてというわけにはいきませんが、講習会が終わりましたら、お話を少し掲載してみたいと思います。
モスリンを愛し、絶やさないために活動されている斉藤洋さんの作品はどれもとても美しいですよl。
7月3日の講習会で少しご披露できると思います。

次回は長襦袢の話(着くずれがない寸法)

# by kiyara888 | 2010-05-25 05:28 | 新・着こなしワンポイント | Comments(0)

黒媛様がもたらした出会い

展示会も今日が最終。色々な方々との出会いがあり、楽しい一週間でした。
昨日の夕方、まさしくこれは黒媛さんのお引き合わせという出会いがありました。この話はまた夜にお伝えしますね。今日は自宅に戻りますので、疲れていなければ、そのお話と着こなしワンポイントを更新いたします。
丸善の方々お世話になりました。いつも親切にお手伝いしてくださって、感謝しています。
東京でも仙台でも、京都でも全国の丸善の方々にほんと親切にしていただきました。
今日の搬出、よろしくお願いいたします。

# by kiyara888 | 2010-05-24 09:12 | 日常 | Comments(0)