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西行さんと西住さん     高橋氏の西行の連作歌をよむより

高橋庄次著「西行の連作歌をよむ」は数年前に本屋さんで見つけました。
時折出しては読んでいます。

西行さんの歌の特徴の一つに連作が多いということで、作品は連作歌として詠まれるべきだと、そのように編集されています。作られた順序で背景もわかり西行さんがその場所場所 その折々に自分の気持ちを歌にしていますから西行さんをほんの少しですが感じることができます。

なぜ若くして出家したのか、なぜ同じ親しい同僚も一緒に出家したのか。西行と西住。
なぜ二人で仏道修行に入ったのか。そういう深いところの理由はわかりません。

西住は同じ鳥羽院の北面の武者で源季政といいますが、「西へ行って西に住む」という西方浄土への同行の志を示した二双の法名だったそうです。


ですが、西住は都に帰ってしまいます。それに関しては西行は不満を持つわけですが、

あなたをおいて都に帰るのは悲しい。都へはいつ帰りますかと聞く西住に返歌を送ります。



柴の庵のしばし都へ帰らじと思はんだにも哀れなるべし




これは皮肉った歌だと書かれています。この歌に関しての西住からの答歌はなかったそうです。


吉野の草庵を訪れてもそれはとても小さな庵でまた奥へ奥へと入ったところで人の気配が消されてしまった
そういう場所です。



連歌をここで全部ご紹介するわけにはいきませんが、西行になぜか心惹かれて静かに読んでいます。
それは歌であり生きざまであり。




西住さんは大河ドラマで登場するのでしょうでしょうか?
出家の場面は当然あるでしょうから。






      西行さんの歌も六戈先生の詩や歌や俳句も横書きにしなくてはいけないのが
      心苦しいのですが、それでもやはりご紹介したくてあえて横書きでも掲載させて
      いただいております。掲載に関しましては六戈先生には勿論ご承諾をいただいております。

by kiyara888 | 2012-02-27 08:37 | 日常 | Comments(0)

崇徳院と西行さん

今日の大河ドラマで崇徳院がまだ武士であった西行さんに、自分の心の友であって欲しいという内容の言葉を放ちますが、その想いは実際に讃岐に流されても続くんですね。


崇徳院が讃岐から西行さんへ送った歌


いとどしく憂きにつけても頼むかな契し道のしるべ違ふな



つらい思いにをするにつけて
あなたが頼みだ
仏道に結縁の道案内をする約束を
西行よ、きっと守ってくれ




かかりける涙に沈む身の憂さを君ならでまた誰か浮かべん




このような涙に沈む身のつらさを
あながでなくて誰が
涙の淵から救い上げてくれるだろうか





西行さんからの返歌二首の内一首




流れ出づる涙に今日は沈むとも浮ばん末をなほ思はなん




流れ出る涙に
たとえ今日は沈もうとも
浮かび出る来世の救いを
なお信じて互いに勤めましょう


                       高橋庄次訳を参照






そして讃岐国阿野郡 今の松山でお亡くなりになった後、西行さんは墓を訪ねてこの地に訪れるのですが、その道中に歌碑が沢山残されていますが、ここからすぐのところにもその歌碑が立っています。
ここは通り道なんです。
その頃はまだここら一帯は海だったのですが、島が多く点在していました。





松山の波の景色は変わらじを形なく君はなりましにけり





崇徳院が住まわれた跡は跡形もなくなくなっていました。その時の西行の心を歌った歌だそうです。

西行さんと崇徳院は歌を通して深い友情で結ばれていたのでしょうか。一歳違いだと言われています。

by kiyara888 | 2012-02-26 21:40 | 日常 | Comments(0)

伊勢谷友介さんと寛斎さん

堺正章さんの「チュウボーですよ」を見ていましたら、ゲストの伊勢谷友介さんが何気なく、山本寛斎は兄ですと言ったのですが、堺さんはお芝居なのかどうかかなり驚いていました。

伊勢谷友介さんのファンは急増中で、先日句会で集まった時にも話がでましたが、みなさん好印象を持っていました。寛斎さんと異母兄弟なんてちょっと想像できなかったですね。
でも伊勢谷さんは藝大出だそうです。寛斎さんのショーもお手伝いなさったそうです。
寛斎さんのお子さんよりも二つ年下の叔父さんになるそうです。寛斎さんとは36歳も下なのだそうです。
寛斎さんのお父様が再婚なさった方との間に生まれたのが伊勢谷さんだそうです。
伊勢谷さんは別に秘密にしていたわけでもないそうですから堺さんの堺さんらしい驚きのパフォーマンスに笑っていました。

料理をしながらなにげなく告白(でもないわけですが)するところが伊勢谷さんの雰囲気ぴったりだなと思いました。  この方も努力の人だという風に感じています。

劇団四季の稽古で身体を壊すこともあったそうで、40を過ぎてもう無理かなと転身されたそうです。
NHKの番組でそう話をしていました。

by kiyara888 | 2012-02-26 09:15 | 日常 | Comments(0)

きものSaronで掲載中の寺田氏の着物

「きものSaron」春号に掲載中(グラビア6頁)の作品は岡山丸善の展示会でお披露目いたします。
鈴木保奈美さんの寸法に仕立てられていますがそのまま展示いたします。
写真には色がきれいにでておりませんのが数倍素敵な作品です。

薄い水色の着物は天女の羽衣のような雰囲気の着物です。
こういう着物はなかなか出会うことはありませんね。

by kiyara888 | 2012-02-26 07:52 | Comments(0)

岡山丸善にて京絞り寺田豊氏の展示会を開催いたします


                  今日絞り寺田豊の展示会       岡山丸善にて



                       3月7日から12日まで 

                  岡山丸善の地下ギャラリーです(シンフォニービル)

                   毎日寺田氏と木耶ラがお出迎えいたします


          木耶ラの1分半で着る着物   1分半で結ぶ帯結びのデモンストレーションも
          予定しております。 

                 8日  10日  11日  午後3時より30分間

                      着くずれしない方法も簡単ですがご説明いたします



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寺田氏の新作が届きました。
色は勿論本物がずっと素敵です。今きものSaronで掲載されていますピンクと同じでしょうか。
柔らかい春らしいお着物です




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この反物を一日だけですが展示しましたら、来られた方すべての方がきれいと
感嘆の声をあげていらっしゃいました。
この着物の絹はまるで羽衣のような感じです。
上品なお色目と文様。是非本物をご覧にいらしてくださいませ。

by kiyara888 | 2012-02-25 09:19 | Comments(0)

展示会を終えまして

楽しい展示会を終了しました。
今回も大勢の方に見ていただきたかったという思いが残ります。宣伝不足かもしれませんが、でもやはり口コミが一番でしょうね。
皆さん、感動してくださっていました。本当に目を見張る作品ばかりでした。

長襦袢はこれが長襦袢ですか?
でも私たちが若いころはまだ長襦袢の種類が多かったですね。様々な色は柄の長襦袢がありました。
大島の下には赤い長襦袢でしたり。その赤もいろいろな赤があり、色々な文様があり楽しかったですね。
やはり需要が減ってきて種類も段々へってきたようですが、今まら復活しつつあります。

着物ブームがまた起こりそうな予感がします。


高橋士の作品ですが、手描きの縞の着物はいつも感じるのですが、粋だけではなく、はんなりとして上品さがあります。ですから着やすい縞模様ですね。
私は縞模様が昔から好きですからいつも着たいと思っていますが、高橋氏の作品は着ていく場所が限定されないものがありますですね。
ゆっくりとお話しになる先生の雰囲気そのままです。

墨流しはまたこれも見事は色の調和がなされ、小紋の中でも格が上になるでしょうね。
とても気に入ったものがりましたが、私より少々お若い方にお勧めしました。自分が気に入ったものはおすすめしたくなります。不思議に西村さんの帯が格といい、色目といいぴったりでした。
不思議な色が混ざり合ったお着物でしたが、なぜかその色に調和がとれた帯でした。
私が欲しい!と叫びました。心の中で。
その着物には綴名古屋を合わせますとまた着ていく場所が広がります。
単衣にお仕立てですから、6月になれば絽綴れを合わせることができます。

織りの西村の帯もまた今回は博多献上だけではなく、8寸名古屋が届いていましたが、これは単衣の着物にも最適ですね。勿論袷の着物にも結んでいただけます。
小紋から附下まで結べる帯が素敵でした。

半幅帯もいつもお洒落です。



今回はこんなところへは何を着ていったらいいのかというご相談もありました。
こうやって皆様方のお役に立てればうれしいです。
40年間の着物人生ですから経験でどんなことでもお答えしたいと思っています。



さて同じ作品展を4月に同じ場所でもう一度開くことにしました。
木耶ラの着物サロン展示会ですから、一挙に素晴らしい作家さん方の作品をお見せできます。
とても贅沢な展示会です。
次回は三日間行います。服部氏の綴れ帯も展示いたします。


            4月17日   18日   19日    
               17日はお昼12時からになります。19日は5時まで。
               17日か18日は8時まで開けておくかもしれません。
               いつも岡山から仕事が終わってかけつけてくださる方がいらっしゃいますから。


正しい着物姿を皆様方にアドヴァイスできることをうれしく思います。
京都でも堂々と歩ける着物姿をご指導しています。どなたがみても大丈夫という着方と合わせ方。
着物は難しいものです。長年の経験が必要になります。
その長年の経験を短い時間で皆様方にお伝えできるように頑張っています。
生きている限り大勢の方にご伝達できればうれしいですね。
90歳になりましても生きていましたら現役でいたいですね。


では皆様また4月にお目にかかりますことを楽しみにしております。
あれあれ  3月の浴衣の展示会がありました。


22日(木)23日(金)24日(土) と 倉敷物語館にて

これも素晴らしい作品展になります。どこにもない一点ものの浴衣。
高橋氏の浴衣は夏の着物としても長襦袢の上からお召になっていただくことができます。
文様も着物の文様と同じ。同じものは勿論作れませんからまさしく1点もの。
なのにこのお値段というくらい良心的な価格になっていて驚きます。

そして寺田氏の浴衣。  早く拝見したい!
これも勿論一点ものになります。

そしてどこよりも早く有松絞の新作が届きます。

そして帯の西村から夏帯  浴衣の帯  単衣の帯  反幅帯と届きますので、コーディネートもお手伝いできます。帯締め  帯揚げも。   夏の半襟もまた探してまいります。



        では三月にまたお目にかかりましょう。


   








     

by kiyara888 | 2012-02-25 09:13 | Comments(0)

ここでご紹介しています作品の写真

このブログでご紹介しております作品の写真はすべてカテゴリ「木耶ラのきものサロン」に掲載しております。
展示会での写真も作品の写真はこちらで見ていただけます。

by kiyara888 | 2012-02-25 08:35 | 日常 | Comments(0)

津川雅彦さんのお話から

昔津川雅彦さんが語られていたことですが、まだ娘さんのまゆさんが小さかったころ、4歳か5歳でいらしたのでしょうか、パパという声に振り向いたらまゆさんがパパに向かって階段から飛び降りようとしているところでした。満面の笑顔で彼女はパパに向かって飛び降りてきました。津川さんは慌ててしっかりと娘を受け止めたそうです。その時になんとも言えない愛おしさを感じたそうです。
この子は100パーセント自分を信じて飛び降りた。パパは絶対に私を受け止めてくれる。
一点の迷いもなくそう思って飛び降りたんだと。
それは妻にも感じないことだと。

私はふと関係ない話かもしれませんが、幸せな指導者としてはそれは永遠の謎ではあるかもしれませんが、
幸せな弟子にはなれると思いましたですね。

by kiyara888 | 2012-02-25 04:30 | 日常 | Comments(0)

長襦袢の大切さ   衿のつけ方

着崩れはほとんどが長襦袢にかかっています。

長襦袢が最適であれば問題はすべて解決します

裾が落ちてくるという悩みは着物に関係していますからこれは別なのですが。

これから長襦袢の大切さについての講演をしてまいります。
そしてあなたのサイズをアドヴァイスさせていただきます。

それから衿のお話しとまた衿の付け方講座
衿に皺がありますとやはり襟元が美しくありません。皺は簡単に解決します。
半襟の付け方なのです

講演では衿芯についてのお話しもいたします。



講演と講習会は別々にいたしますが、遠方での講演 講習会はなるべく一日にまとめたいと思います。
近くの方は衿芯のつけ方は練習が暑くてしにくい7月などになるかもしれません。
着くずれしない長襦袢は4月くらいに。
遠方の方は4月5月6月の間に。

衿芯 半襟も美しい着物姿になりますには大切な要素。是非講習会 講演会におこしくださいませ。
木耶ラで開いていただきましたら、ほかのブログでも私の講習会の感想が載っております。

by kiyara888 | 2012-02-24 12:17 | 日常 | Comments(0)

きものSalonnに寺田氏の着物が掲載中

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グラビアの6頁に掲載されています

先日売り出されました「きものSaron」春号に寺田氏の附下が登場しております。
モデルはすずきほなみさん  大河ドラマでお市の方を演じていらっしゃいました
春らしいおきものです。
残念ながらお色がきれいにでておりません。写真はとても綺麗な色目になっております。
ですが、現物を拝見しましたが、よりきれいです。

しかし反物で拝見しました時より着物に仕立て上げお召になりますと不思議に数倍素敵になります。
これは皆さんそうお感じになるようです。
高橋氏も寺田氏も出来上がりを想定しての柄付をなさっているそうです。





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by kiyara888 | 2012-02-24 11:28 | 日常 | Comments(0)