木耶ラはかなり細かい指導をしていますが、それをきちんと自分のものに
していただきたいのですね。
何度も言わせていただきますが、自分で変えないことです。
この方が早い、この方が便利という風に。
そしてそれを周りの人に教えないでほしいのですね。
なぜなら、応用が利かなくなるからです。
わたしの指導はお分かりの方も多いと思いますが、冊子に書いていることも
そうですが、理論的にご指導しています。
理論的にお勉強していけば、そしてそれをご理解いただければ、忘れるということが
ないからです。
今日の生徒さんがたもお分かりになったと思いますが、理論的に
理解されましたら、二度と間違いはされませんですよね。
そして完全に覚えることができます。
一方的にご指導していきますと、木耶ラ無しでは上手く着れない、上手く
結べないということになってしまいます。
なぜそうしたらいけないのか、なぜそうなるのかを理論的に理解できますと
それはもう忘れないですね。
今日の指導は正しくそういう指導でした。
でもうご理解いただけたと思います。
そしてそれをしっかり自分のものにされましたら、応用が効くわけです。
応用が効きますと、どんな帯が来ても結べるということになるのです。
習ってないので結べないということは無いのです。
今日は皆さん帯結びも最終的には綺麗に出来上がりましたが、
まず今日の飛び柄の名古屋帯のお太鼓の柄の出し方、そして前の柄の
出し方をしっかり覚えていただきますと、それは袋帯にも応用が
効くわけですね。
なんだかこの帯結べないのですと皆さん帯をご持参になりますが、
結べます(笑)。
応用をすれば結べるのですね。
ご指導しましたことを変に自分流に変えずにそのままマスターして
くだされば、それからの帯結びが簡単になります。
基本から外れますとそれが不可能になります。
兎に角素直が勝ちです。
近道になります。
自分のものにして応用が効くようになってそして着こなしができてから、
自分で生み出すのはいいとは思いますね。
基本は素直にそのまま自分のものにしていただく方がいいですね。
終わりがないですね。ほんとうに。
わたしも時間ができましたらお勉強しなくてはならないことが
沢山あります。
さて、今はとりあえず明日の準備をしませんと。
ではでは。