吉田鋼太郎さんから猿之助さんまで

d0161928_20531032.jpeg






d0161928_20530156.jpeg





蜷川幸雄の遺言で残りのシェークスピアの舞台を吉田鋼太郎が託された。


今その舞台監督を務める吉田鋼太郎を特集をテレビで放映していました。


若い頃あまりの厳しさに逃げ出し、19年後に成長し又戻った吉田鋼太郎に

好きにやればいいと言ったそうです。


認められたと思ったそうです。



そして吉田鋼太郎も又、劇団員の演技に大きな声をだして指導する。


そんなセリフでどうするんだと。


正確ではないでしょうが、蜷川幸雄が言っていた言葉。


血と肉を通ってきたセリフ出ないといけない。


口から先のセリフではダメだということでしょうね。


それはわかりますね。

自分の言葉は自分のもので自分の血と肉を身体を通ってくるものではないと

相手には通じないんですね。


それは何に対しても言えるのではないでしょうか。


私はストイックな人が好きですが、この年になって悔やみますのは

何故もっとストイックに生きなかったのだろうかと。


もっと本気で取り組むべきだったと。


今はややそうですが、少し遅すぎまして。


まあ100までいきるのでしたら遅くはないのでしょうが。

今でも、まだストイックとはいきませんが。



蜷川さんがもう一人認めていた演出家がいます。


それは猿之助さん。


彼は歌舞伎役者としてのみならず舞台俳優としても見事な才能を発揮します。

そして演出家としても。

あの怖い蜷川さんも猿之助さんには一目置いていました。


シェークスピアの「ベニスの商人」の舞台かを相談された時に

蜷川さんは一瞬戸惑ったそうです。


それはユダヤ人問題があるからです。



ユダヤ人を悪人として扱うこのベニスの商人は戦後タブーとなっていました。

ですが、猿之助さんは押し切ってこの舞台を完成させました。


終盤のシャイロックの姿に観客席の通路を歩く姿に私は涙しました。


それが実は猿之助さんの狙いだったそうです。



見事にシャイロックの憎たらしさを演じ切って、そして最後には

そのシャイロックに涙する観客。


猿之助さんの見事な演出でした。



彼の哲学は歌舞伎にもこの舞台においても見事に現れています。


猿之助さんの著書を拝読しますと彼の哲学が伝わってきます。


ワンピースにも彼の哲学が色濃く漂っています。



あれれ、すみません。吉田鋼太郎さん。


話が逸れてしまいましたね。


ですが、本気で取り組む人の顔っていいなあって思いますね。


おしまい。



d0161928_21172772.jpeg


by kiyara888 | 2017-12-07 21:13 | 日常 | Comments(0)