猿之助ワンピースIIを観て

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今日東京に着きまして生徒さんがたと待ち合わせていた

新橋歌舞練場へと向かいました。



ワンピースが始まったこの10月11月はありがたい事にわたしは東京での

仕事のために長期滞在をすることに。


明日から仕事ですから、前日に入ったというわけです。

ではワンピースに私たちも行きますという猿之助ファンの生徒さんがたと

行くことになりました。



これからの仕事のエネルギーとなること間違いなしと思いまして。

仕事以外の趣味と言えば猿之助さんとお能などの古典芸能。


この言い方はちょっと変ですが。

もう飲みにも食べ歩きも旅行もしなくなりましたが、これだけが

楽しみでしょうか。


ワンピースの再演。


始まってから終わるまで泣きっぱなしでした。

オープニングではルフィの影絵を見ただけで猿之助さんの無念さが

押し寄せてきてもう涙が止まらなくなりました。


完成されたワンピースを自信を持って語っていた猿之助さんが

たった数日間の出演で降りざるを得なくなりました。

ファンに取ってみれば生死さえわからなかったものですから、

もう目の前が真っ暗という状態でした。


一人で頑張って行きている人、シングルマザー、病気と戦っている人。

この人たちの力となり励みとなるスター達の存在。


それが如何に大きなものかはご当人がたもご存知でしょうけれど、

計り知れないものがあります。


猿之助さんなしのワンピースが続けられていましたが、

連日満席の様子。


猿之助さんが作ったワンピースを猿之助がいないからとキャンセルする人は

いなかったのでしょう。


彼が育てた若手の歌舞伎役者たちが残った人たちが頑張っているワンピースを

皆さん見に来られていました。


そして前作よりももっとエネルギッシュな出演者達の頑張りに

驚きました。


妥協を知らない猿之助さんが演技監督したであろう出演者の爆発したような

演技。



皆が猿之助だった。

猿之助さんが作り出したそれぞれの役者の新しい姿。

こんな姿を他では観たことがないほど輝いていました。


右近さんもよく頑張っています。

目に前で演技する右近さんの表情がしっかりと見て取れましたが、

ここまでエネルギッシュに昼、夜と二部でしかも二ヶ月間やり続けるのだろうかと

驚きです。


突然の毎日の主役に彼は震えるほどの重圧感を感じたでしょうね。

熱烈な猿之助ファンの中で毎日演技をしなくてはならない。


それもあの猿之助の代わりなのですから、プレッシャーは相当なものだったと

思います。

ですが、猿之助さんが育てたこの若者達をファンは暖かく見守るに

違いありません。


ですが、見事にがんばりました。

目に前にする彼の頑張りに又涙が溢れました。



右近さん、巳之助さん、隼人さん、新悟さん、ワンピースで見る彼らは

伸び伸びとその役を演じきる。

猿之助さんの元で彼らは新しい自分の魅力を見つけたに違いない。


それぞれの魅力を大いに引き出した猿之助さん。


平さんの演技も圧倒されるものがありますよ。

最後に見せ場があります。

猿之助さんは必ずその役者さんの見せ場を作っています。

ですから、一人一人の役者さんが浮き上がってきます。

右團次さんが登場する舞台装置も凄いです。

巨人に近い白髭を見事に再現しています。


漫画と歌舞伎がどのように融合していくのだろうと

漫画のワンピースファンも思ったでしょうね。

ですが、本当に再現しています。

扮装もそうですが、雰囲気もそっくりですよね。


ネットで最初から観ましたので(笑)。




舞台装置といい役者さんたちの見事なプレイといい、素晴らしいスーパー歌舞伎でした



もっともっとお話ししたいことはあるのですが、それはまた改めまして。

力を頂きました。


どうせするのなら、どうせやるのだったら精一杯頑張らなくてはいけないと思いました。
うだうだとしてはいけないと。


今の自分を精一杯生きないといけないと。

猿之助さんという演出家がいないので自分で頑張らないといけない。


浅野さんのように、ボンクレーの巳之助くんのようになりきらないと

いけない。あそこまで成り切るから大きな笑いが生まれるのです。


チョッパーの役が決まったときにラッキーと思ったという右近ちゃんも

成りきっていました。


とてもお上手で右近くんと右近ちゃんのやりとりにも涙が出ました。

頑張っているからというだけではなく、成りきった二人に引き込まれまして、

本当にルフィとチョッパーに見えたものですから。



男女蔵さんのすごい格好も相変わらず良くお似合いです。


ご紹介仕切れませんね。俳優の方々も流石という演技でした。


まあ出演者全てが主役と言っても過言ではないですね。


まさしくこの猿之助ワンピースは本物のワンピース仲間でした。

猿之助さんはまさしくルフィです。


この大きな船をいまでもかれは舵取りしているのだと思いました。

早く戻って来てくださいね。


猿之助さん。




by kiyara888 | 2017-11-14 04:42 | 日常 | Comments(0)