今杉村春子さんの特集番組をBSでしていますが、お着物の話も
興味あるものです。
お仕立てにも工夫をなさっていたそうです。
首が長く見えるようにと。
杉村春子さんだから美しいと思える着方で、なかなか同じようには
着れませんですね。
歩かれた歴史と生き様が必要な着方です。
わたしでしたら品の悪い着方になってしまいそうです。
あれれ、杉村春子さんが舞台でお召しの着物は久米島紬?
絣の大きさ、色合いがまったく同じです。良く似ています。
もう30年も前に京都にいました時に買いましたが、本当に良く似ています。
まさか舞台にそんなとお思いの方もいらっしゃるでしょうが、
平良敏子氏の芭蕉布を一ヶ月舞台でお召しになる方ですから、考えられます。
舞台に自前でお出になることもあったようです。
準備をしながら拝見していますが、かなり長い時間放映しています。
関わりのあった方々の人生も一緒に合わせて。
自分とは違う着方をされる杉村春子さん。
人それぞれに着方があって当然ですが、違う着方でも彼女は憧れの
方です。
彼女でしか美ししく見えない着方。
杉村春子だけの着方です。