朝ドラで子供たちの着物姿を見ていますと、懐かしくなってきます。
私ももう随分と年を取ったものだと思い知らされたり。
私達が子供のころはまだ普段に着物をきていました。
お正月には晴れ着を着ますが、普段でもウールのアンサンブルを着ていました。
足袋は赤いネルの足袋。暖かでしたね。
特に私は小学生の時でも学校から帰ると自分で着物に着替えていたそうです。
考えてみましたら、江戸はまだたかだか150年前ですものね。
140年前に江戸は終わりましたが、最近まで江戸時代に産まれた人が
生存していらしたことになります。
地球の歴史からしますとまだほんの最近のことです。
子供のころのお正月は着物で溢れていました。
朝から母はお節料理だけでなく、子供たちに着物を着せて、自分も着てと
大忙しでした。
お座敷で記念の写真を撮っていましたから、二日か三日のことだったのでしょうか。
写真館からおじさんが来て撮ってくれるのですが、そうやって家々を回られていたのでしょうか。
羽子板遊びや凧揚げなど、本当にお正月らしい三日間を過ごしていましたですね。
その当時のねんねこをお持ちの生徒さんがいらして懐かしかったですね。
又着物ブームがくるそうです。
桜の季節に日本を訪れて着物姿で歩く外国の若者が増えているそうです。
この町でも見かけますね。
東南アジアの方を始め様々な国の方々が着物姿を楽しんでいます。
こんなにもあこがれてくださるなんて嬉しいですね。
ですが、急にブームが来ますと
変な講師もプロもいっぱい出てくるんでしょうね。
それが心配です。
ホント 心配です。
テレビ観ていますと、ほんと、そう思います。
さあ、頑張って、張り切ってご指導させていただきますね。
久し振りで明日は講師になります。
ちょっと暫く自宅でパソコンの前に座っていました。
やっぱり着物指導が一番楽しいですね。
ほんと江戸時代ってまだほんのちょっと前だったんですね。
一度訪れて見たいものです。
死ぬ直前か直後に江戸時代に寄れないものでしょうか。