お単衣の帯を教えて欲しいという生徒さんからのご要望がありました。
六月からが単衣の季節になりますが、五月の中頃にはもうお単衣が目立ちます。
気候によっては10日くらいから着ております。
六月いっぱいまではお単衣が着れますが、七月一日にはもう来ませんですね。
七、八月は完全に夏物に替えます。
お単衣にはだいたい名古屋帯でしたら八寸名古屋を締めたいます。
お着物が軽く涼しげですから、九寸ではなく八寸に。
ただ、素材が軽く涼しげでしたら九寸も締めております。
付け下げには綴れ帯を締めておりますが、この綴れ帯は大変便利な帯で
お単衣にも袷にも使用できますので、九月から六月いっぱいまで使用ができます。
お単衣は六月に入りますと、帯は紗袋を締めることがありますが、
綴れ帯でもいいわけです。
紗袋は夏帯ですが、お単衣にも結べます。
でも五月にはちょっと早い気がしますので、五月には綴れ帯。
七、八月には絽綴れがあります。
綴れ帯は結びやすいものをお選びくださいね。
この帯を選ぶのはなかなか難しいものですから、信頼できる方のアドバイスが
必要でしょうね。
重宝する帯です。