友人田中壮太郎さん出演の映画をやっとすべりこみセーフで観に行けました。
明日で終わります。これを観ておかないと後編を観ることができません。
後編は4日には上映されるようです。
「ソロモンの偽証」
豪華キャストにオーディションで発掘された素人の主役とのからみ。
この主役の14歳は存在感があり、これが最初の映画とは思えないくらいです。
監督は「八日目の蝉」の成島 出監督
原作は宮部みゆきさん
学園もんかと思われるでしょうけれど、なにせ宮部みゆきさんの
作家生活集大成の長編小説ですからそれだけのものではないでしょう。
どちらかといいますと後編に彼女の狙いが出てくるようです。
それぞれの人間関係が面白いですね。
どこにでもいそうな様々なタイプの人たちがありそうな親子関係などが
絡み合ってそして事件がどうかもわからないひとつの少年の死をマスコミが
勝手に大きくしていく。
その大きくしていく事件を追うニュースアドベンチャーの記者の役を
田中壮太郎さんが演じています。
俳優座の主役級の俳優であり演出家でもある40代の青年です。青年?
でも見た感じは青年ですね。
まったく彼とは人格が異なる役を演じていますが、何故かこの役当たり役に
思われます。
映画が終わってそうメールしましたら、ありがとうございますとの返事。
観に行ってくれたんですか?と喜んでいただけました。
勿論行くに決まっていますが、彼がなぐられるシーンがあるのですが、
なぐった人は強面の役者さんですが、ちょっと笑いました。
壮太郎さんのお父様は空手の世界チャンピオンで今でも現役でいらっしゃる。
彼も有段者です。
相手の役者さんはそのことをご存じだったか聞きましたら、いや伝えてないですとのことでした。
子供たち以外はもう顔を知らない人がいないというほど、全員が今活躍している
役者さんばかりです。
こうやって親しい友人がスクリーンに大きく現れるという贅沢な鑑賞の仕方が
本当にうれしいですね。
ひょうんな出会いをお互いに大切にしここまでお付き合いが続いていますが、
こうやって活躍ぶりを拝見できるとは本当にうれしいことです。
後編を観終わりましたら電話をかけることにしましょう。
いつも撮影中の裏話をお聞きしています。
演出家としても優秀ですが、自分で翻訳したものを演出されています。
さて後編はいかがなことになるでしょう。