大阪では二つの用件で来たのですが、一つを頑張ってクリアーし、熊本から来た生徒さん、
岡山から来た生徒さんと合流し、猿之助さんのスーパー歌舞伎「空ヲ刻ム者 若き仏師の物語」
を見に行きました。
まあ、笑いました。オープンは口上から始まり、口上の途中から
クスクス笑が始まり、口上が終わると同時にもうそこからは、
あまりに可笑しくてもう涙が出てとまる暇がありませんでした。
笑の中心になっている人は俳優浅野和之さん。
歌舞伎役者ではありません。
今回は思い切ったキャスティング。
三人も起用されています。
ここは大きな賭けだったに違いありません。
福士誠治さんとの絡みは歌舞伎というよりは普通のお芝居ですが、
もう可笑しくて可笑しくて。
では歌舞伎らしくはないかというとそれはそうではなく、
3部に別れていますが、歌舞伎役者だけの見事な歌舞伎も披露します。
佐々木蔵之介さん、綺麗!
真横に立たれましたが、大っきい。
宙を高く高く飛ぶ場面では美しい猿之助さんに美しい蔵之介さんが
圧巻でした。
まあここではおはなしできませんが、流石猿之助さん、
拍手喝采の場面がこれでもかと登場します。
花道の横の四人席でしたが、まあこの席の四人の笑い声の
大きかったこと。
出演者の方々も喜んでくださったのではないでしょうか。
喜昇さん、春猿さんもまあ可笑しかったですし、右近さんも
さり気なく可笑しい。
これは子供でも分かる笑いなんです。
小学生でも大丈夫です。
ここが猿之助さんの凄さです。
このスーパー歌舞伎は歌舞伎のファンを増やすための入り口になると
私は確信します。
続きは又明日。
今日は京都で三つの要件が。
一つは教室です。
教室後は本の最終打ち合わせ。
今日入稿になります。