ボブ・ポッターさんが倉敷へやってきました。
数週間前に突然メールが入ってきまして、日本橋の丸善さんでお目にかかりました
ポッターです。あの時本の本二冊翻訳しました。
わからないところをお聞きしたいので倉敷へ行きます。
という内容が日本語で書かれていました。
そして昨日彼が私の「木耶ラのきもののほん」の翻訳を持ってやってきました。
そして打ち合わせが始まりました。
ここの部分をこんな風に書いたんですが、どうでしょうか?
と英語の文章を見せてくれます。
う~ん、ここはこんな感じでなく・・・・・・・と言う風にまた二人で考え直す。
とにかく完璧主義者でことこまかくかく研究されたようで、小さなことまで
聞いてきますので、私自身この説明ではだめだった、こういう風に直した
方がいいと自分の言葉も書き換えたり。
まあいい勉強になりました。
とにかく調べるだけ調べましたとのこと。
私の本を気に入ってくださって、
これで儲かることはまずないでしょう。でも残しましょうよ。
きっといいことがあるから。
ずっと僕も翻訳し続けるので、木耶ラさんも頑張って書いてくださいね。
新幹線に乗ってやってきてくれる生徒さんは結構増えていますが、
こうやって私の本の為に東京から新幹線でやってきてくださる方が
いる。
彼は一泊し、打ち合わせも終わりましたので、近くに住む俳句仲間の方を
呼んで3人で歓談を始めました。
彼は結局もう一泊することになりました。
彼から出る話は竜安寺であったり、萩焼であったり、数寄屋造りであったり、
日本の文学であったり。そしてそれはすべて日本語の本を読み勉強した
そうです。
アメリカ人の方から色々と教えていただいたわけです。
日本に永住したいという希望もお持ちでした。
治安がいいというのが一番の理由のようです。
温厚で静かにお話されるボブさん。
俳句仲間の彼女もすっかり彼が気に入ってしまったようです。
さてこの翻訳をどうやって世界へ向けて発信しましょうか。