生徒さんがお持ちの小物は色々ですが、肌襦袢でよく理解できないものを発見しました。
後の繰越がほとんどなく、あまり繰ってなく、そのまま着用しますと長襦袢の衿から
出てきます。そうさせない為なのでしょうか、背中に長襦袢でよく見かけます
紐遠しの布がぶら下がっています。
勿論これは衿を引くためなのでしょうけれど、でも最初からくりを深くしておけばいいのでは。
花嫁さん用くらいに背中が空いていましたら、絶対に長襦袢からはみ出すということは
ないのですが。紐で引っ張る必要もないのです。
紐で生徒さんにとりあえずひっぱてもらいましたら、みやつ口が当然のごとくに
前が上がり後が下がりなんとも変な形になりました。
う~ん。どうしても理解できません。どういう発想でこれがデザインされたのか。
まあこういったことも「木耶ラの着物のはなし」第一号には掲載しております。
肌襦袢を購入するにあたり気を付けていただきたいこと等々。
今は花嫁さん用といいませんでも、普通用でもかなり後ろの衿はくってあります。
ですが、そうでないものも多いですから、キチンと確かめて購入されるべきでしょうね。
しっかり目で確かめてくださいませね。
着物を着たことがないかたが販売していることもありますから、
はいそうですと言われましても、しっかりチェックしてごらんになってくださいませ。
「本に書く内容をここで書いてもいいんですか?」
ーいいんですよ、全然。これ以外のこともいっぱい書きますから。
新しい和装下着というものを否定はしていません。
きっと便利なものがあるのだろうと思っています。
もし便利であれば勿論使用したいと思っています。
ただ何これ?って理解不能なものもありますね。
あちこちに紐がついた肌襦袢。
後ろに紐が一本ついていますのは便利ですが。
透けますので夏はそういうわけにはいきませんが、冬は足さばきがいいものを
使用しようかなと思っています。
私は夏は昔風の裾除けと肌襦袢。
冬はワンピース式。
なんで?
夏は透けますから着物、長襦袢との差をなくすために裾除けも長さをコントロール
していますので。
まあこういったことも書いております。
どんどんここで書いていっていいのですかですって?
いいんですよ。
もっと大切なこともいっぱい書いていますので。
それにまとめたものを一冊にしていますから、時々ご覧になることもできますし。
とにかくいいんですよ。