今朝の朝ドラ「カーネーション」での年を取った主人公の嘆きはその年に近づいてきている私に取りましてはそのまま自分自身の嘆きになります。
いつの間にかもう60歳になっているとと思いましたときには少なからず動揺いたしました。
特に昨年の暮れから今年の初めにかけましては足が動かず主人公そのままの悩みを抱えることになりました。体が自由に動かないということは仕事をしています私には少々恐怖を感じます。
この仕事以外に人様の役にたつということがないのですから。
子供を産み育てるという大役も果たしていませんから、とにかくこの仕事をし続けていきたいものです。この世を去る直前まで。
でも銀さんの娘さん4人はたくましいですね。昨年もう無理だと車の運転をやめることにしましたが、90近くで更新されたとは。
ご長女の方はお肉がお好きで野菜が嫌い。お肉ばかり食べているとのお話をされていましたが、それでもお元気で長生き。
年を取ったと悩んだり沈んだりしましたら銀さんの娘さん方のようには元気に長生きはできないかもしれませんですね。
足を引きずってでもその気になれば着物の指導はできるかもしれません。
だいたい運動もせず、なにもせず、努力をせず、ああ動けないなんて言ってるわけですから私も根性なしですね。
80近くの美容師さんが先日骨折なさったのですが、とにかくリハビリをご自分でなさってすぐに復帰されました。毎日太ももの筋肉をつけるためのストレッチをされているそうですが(これは私も友人や生徒さんから習いました)このお蔭でもともと痛かった膝も治ったとお話しされていました。
今回のデモンストレーションを見学していた丸善さんの若い子たちも着物を着てみたくなったと話していました。こんなに簡単に着れるのだったらやっぱり着てみたいいう気になりましたと。
深緑の附下を着ていましたが、それが丸善さんの店員さんの間で好評だったそうです。
元気なお年寄りを見習いまして元気に頑張ることにしましょう。
着物の魅力を沢山の方々にお伝えするために。そしてきれいに簡単に着物がお召になれるようにお手伝していきますために。
銀さんの娘さんんや美容師さんの年齢までまだまだ20年ありますね。足腰を鍛えまして頑張ることにしましょう。