今日は博多の生徒さん方の歌舞伎鑑賞会。
九州新幹線開通のお祝いのための歌舞伎公演でしたが、予定されていました中村勘三郎さんの病欠のために急きょ中村橋之助さんが代役にたちました。
完売だったチケットが勘三郎さんの病欠でキャンセルが相次いだそうです。
でも今日のお芝居 とてもよかったですよ。代役の橋之助さんは見事に代役を務められました。個性ある勘三郎さんの演技により近づけようと思われたのか、熱演でした。
勘三郎さんの俊寛を彷彿とさせるものがありましたよ。その熱演さに涙が出てきました。
勘太郎さんも声といいセリフ回しといい勘三郎さんに似てこられましたし、やはり父親の一大事を長男としてなんとか乗り越えようとされている意気込みを感じました。
勘太郎さんは勘三郎さんに声といいセリフの言い回しといいよく似てこられましたね。
小さいころから観ていますので、すっかり大人になられたのだなあって思いましたがそれはそうですよね。もう彼も父親になられたのですものね。
キャンセルしないで是非観ていただきたいです。見ごたえがありますよ。みなさん頑張っているという姿勢が伝わりますよ。
博多の生徒さん方と着物ででかけるのは初めてですので、ちょっと緊張しました。
でも一人一人玄関を入ってこられましたが、みなさん上手に着ていらしたのでほっとしました。まだ二重太鼓の授業を一回しか受けていない22歳のリンゴちゃんもお母様のお若い時の
着物の上にきれいに結んでいました。風さんはいやあ、コート脱げません。帯がめちゃくちゃなんて言っていましたが、たれが少し長いだけ。綺麗にできていましたよ。
生徒さんの一人が後で話していましたが、「どういうお集まりですか?」と聞かれたそうです。それぐらい目立っていましたね。寺田さんがいつも話していますが、京都や大阪での歌舞伎鑑賞の時も全員着物姿でそれも綺麗に着ていますから目につくそうです。
熊本から博多は約30分。博多座も賑わうといいですね。そうしないと歌舞伎などの芸能に触れることがなかなかできませんから。博多座は必要ですよね。
私たち着物愛好家が出かける場所としても。
着物を着て歌舞伎鑑賞、思ったよりずっと楽しいとみなさん大喜びでした。
お能鑑賞の予定しています。これは京都で。