亀治郎さんが自分を分析していましたが、自分の中にまるで正反対の自分もいるというようなことを書いていました。私の中にもそういうものがあり、ずぼらのようで研究熱心。いい加減な性格なのに着物指導に関しては細かいところまで追求していく。方向音痴なのに旅に出るのが好き。
着物や歌舞伎 能 パンよりご飯という和が好きだけれど、オペラ イタリア的なものも好き異。
顔と性格は少々バターくさいと言われます。着物を毎日着ていますが、性格はイタリア的だとイタリア人がいいます。
友人のマリアが日本に初めて来日した妹に紹介する時に、「あんたが会う初めての日本人だけれど、彼女を日本人だと思わない方がいいかもしれないよ。完全にイタリア人だから」と言っていました。
マリアのみならず、イタリアの友人からも、二カ月通ったボローニャのイタリア語学校の先生からも「出会ったことのないタイプの日本人」と言われていました。
イタリア人にはすんなり受け入れられるのですが、日本では変わった子どもとして見られていたようです。とうより今でも変人なのでしょうけれど。
同窓会で、小学時代から一緒だった友人から「今でも変わっている?」と聞かれて驚きました。
そんな小さな時から変わっていたのかと。でも先日母と食事をしていて「ほんとに自由奔放なこだったわ。周りをきにせず、先生も気にせず、自由に生きていた、でもその性格をお父さんが愛していたからあなたはお気に入りだった」と聞かされました。
父親に溺愛されて育ちましたが、私のこんな性格を愛してくれたなんてやっぱり父親だけだと感謝いっぱいです。「暗い夜道やお墓の前を通る時は車の中にいても、お父さん お父さん」と心で呼びながら通ります。お父さんの魂が助けてくれると思っているのでしょうか。私をほっとくはずがない、あの世から助けに来てくれると。怖いのです幽霊が お化けが。
出てこないようにおまじないをかけているのです。
貴方は和が好きなのですね?って聞かれますが。そうです。でもイタリアも好きでスパゲッティ―もすきです。歌舞伎やお能はすきですが、オペラも好きです。
ほとんど直観で好きか嫌いかを決めているところがあり、なぜ好きなのか嫌いなのかと聞かれても自分でもなぜなのかがわからないことがありますね。自分でもわからないことが。
時間がたって答えがでる場合とでない場合があります。
人間て不思議ですね。自分の本心さえわからないことがあるのですから。
とにかく一人の人の中にはあなたはこうですねと決められないものがありますね。
亀治郎さんの自分分析を興味を持って読みました。
かなり著書「カメ流」に影響されていますね。私。