多くの方が美しく、早く着物が着れるようにお手伝いし、この素晴らしい日本の民族衣装着物を後世に伝えていきたいと思っています。
YouTube「木耶ラの着付け」200秒で着あげる。
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襟芯の話この堅い襟芯は私は嫌いです。この襟芯をよく呉服屋さんで見かけますし、生徒さんの中にも使用していらしゃる方が多いのですが、この堅いピンと張って自己主張しているかのような襟芯がなぜいいのか私には理解しかねます。この芯は襟にそぐいませんし、立っていますから、首が短く見える、首にあたると痛い、横を向くと首にあたるという具合になります。テレビのタレントさんを見ていると長襦袢の襟が浮いているのを時々みかけますが、これは襟だけのものを使用しているが、もしくはこういう堅い芯を使っているかだと思うのですが。 本来の着物を考えますとなぜこのような堅い芯が現れたのか私には不思議に思われます。 こういう風に襟が立ちます この襟芯は今呉服やさんなどで市販されているものとは違います。今市販されているメッシュはやはり堅いですね。それに幅が広い。私が推奨する長襦袢の襟の幅は少し細いですからこれは入りにくい 。それ以前の問題として、メッシュでも堅いです。使っている内にはやわらかくなりますが、でもそれまで待てないですよね。で、私は見つけました。細くて柔らかいメッシュの芯を。 おばあちゃまの箪笥の中にはあるかもしれませんよ。昔芯はこのように幅が狭いやわらかいメッシュでした。なぜか今はどこにも売ってないのですよね。でもやっと見つけました。生徒さんにお願いしていましたら、浅草で見つけてくださいました。全国でまだ売っているところがあると思うのですが、なかなか見つけることができません。祖母の箪笥の中で見たことがあります。ちなみにこれは260円です。生徒さんのために沢山注文しました。盆明けに届きます。これくらいやわらかい芯でしたら、首に添ってくれますし、本来の着物の持つ味をだしてくれると思います。 今私は旅の途中で見つけたこのやわらかいメッシュの襟芯を使っていますが、首がとても気持ちいいですよ。 こういう風に襟がねてくれますから、首が長く見えますし、横を向いても首に襟があたることがありません。 ✿ 個性的に着こなしている方で襟が立っている方がいますが、そういう場合は、芯は堅くないと思います。そういう着方が似合う方もいます。念のために。 着こなしていればなんでもいいのです。ぐさぐさに見えるのですが、かっこいいという着方をしている方は常に着物を着ている方でしょうね。 知り合いで、浴衣にあの堅い芯をいれているという方がいましたが、浴衣に芯を入れるというのは、ほんらいの浴衣の起源を考えるとどうでしょうね。 浴衣は今は外出着ですが、本来は湯上りにはおったもの。その風情を大切にしたいですね。 どうしてもくたびれてしまって襟が立たないのでしたら、半紙を折って入れるとか、まだこのやわらかいメッシュでしたら、風合いをこわすことはないでしょうね。 その程度の芯の方がいいのではないかと思います。 次回は長襦袢の理想の襟の幅(私にとって) これは教えていただいたものですが、落ち着く寸法だと思います。 ほんの5ミリの違いなのですが、不思議です。 8月の20日過ぎに更新しますので、お楽しみに。
by kiyara888
| 2010-08-11 21:42
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