あさっての木曜日は京都の教室。京都の町家、のれんをくぐって入る土間のリンとした空気が好きです。
7月の祇園祭りにはここから船鉾がでますから、その間は使用できません。
明後日は新しい生徒さんが入会してきますが、その方は和歌山からいらっしゃる女医さんとのこと。
鴨方の生徒さんからのご紹介です。従姉妹さんだそうです。新しい生徒さんとの出会いはなぜかわくわくしてしまいます。着物が綺麗に着れたと感動してくださる姿をまた見ることができるのですから。
先日の岡山の生徒さんの、二重太鼓がこんなに綺麗に結べるなんて、まるで夢のようですと感動されていた姿を思い出します。その感動はまた指導者である私の感動でもあるのです。
ノートを取っていただく時間も設けていますし、デジカメでとっていただく時間も設けているのは、早く自分のものにしていただきたいからです。指導者の私がいなくても簡単に着れる様になってほしいから。
京都はもう祇園祭りの準備に入っているのでしょうね。コンコンチキチキの音が聞こえているのでしょうね。
日本の夏ですね。
祇園会や二階に顔のうづたかき 正岡子規
藍浴衣夜風自在に家通る 桂信子